アメコミを読みたいらいとか

MARVELやSTAR WARSなどのアメコミを、ネタバレ有りで感想を書くブログです。更新頻度は気分次第。他にも読みたいものを気まぐれに

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2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ASTONISHING X-MEN vol1 GIFTED

2000年代のX-menは、映画の公開もあり多くの人々が注目するヒーローチームとなったでしょう。そんな中スタートしたのが本シリーズです。冠詞は伝統的な「Uncanny(不気味な、異様な)」から「Astonishing(驚かせる、仰天させる)」へ変わったことからも、新たな…

SUB-MARINER REVOLUTION

海中にある王国、アトランティス。その王であるネイモアはなんとキャプテン・アメリカよりも歴史の古いキャラクターであり、様々な場面で活躍してきました。時にはヒーローの敵としても登場するネイモア。そんなネイモアの魅力がたっぷりと詰まった作品が本…

MS.MARVEL vol2 GENERATION WHY

ニュージャージーの新ヒーローとしての決意を固めたカマラ。その活躍はこちらの世界でも大きく話題を呼びました。待望の第2巻となる本作は、前回以上にメッセージ性の強いものとなっております。このメッセージ性もまた、本シリーズを人気作に押し上げた理由…

MS.MARVEL (2006) vol3 OPERATION LIGHTNING STORM

ベストオブベストなヒーローとなることを目標に活動するキャロル。内戦では賛成派として戦い抜きましたが、今作ではさらなる飛躍を目指します。目指すべきゴールはどこにあるのか? 3つの短編が集まった今作で、キャロルは少しずつ成長を見せます。 Ms. Marv…

ULTIMATE COMIC CAPTAIN AMERICA【2024年2月私的ベストアメコミ】

アルティメットユニバースのキャプテン・アメリカは、正史世界のそれとは違い過激な面が目立ちます。高潔の代名詞のような正史世界のキャプテン・アメリカと違い、アルティメットユニバースののキャプテン・アメリカは時に汚い手も容赦なく使います。ではそ…

IRON MAN DIRECTOR OF SHIELD

ヒーロー同士の内戦を経て勝者となったトニーは、SHIELDの長官という地位を得ました。今作はそんなSHIELD長官として活躍するトニーを描いたシリーズの第1作目です。強大な権力を手に入れたからこそ見えてくるトニー・スタークという人物像と、その覚悟があり…

【第2回】キャプテン・アメリカ視点で見るシビルウォー

超人登録法の賛否を巡って争ったシビルウォー。前回はトニーの視点でシビルウォーを紐解いて行きましたが、シビルウォーの主役はトニーだけではありません。理想に邁進したキャップはなぜ政府と戦ってでも超人登録法に反対したのでしょうか? 題して、「キャ…

【第1回】アイアンマン視点で見るシビルウォー

シビルウォーは、未だに賛成派と反対派どちらが良いかという議論が尽きません。特にトニーの汚い手を厭わないやり方と、キャップの姿勢がより一層状況を混沌としているでしょう。そこで今回は、トニーの視点からシビルウォーを紐解くことでその真意を図りた…

WHAT IF? CIVIL WAR

戦争という悲劇を選んでしまったシビルウォー。様々な要素が複雑に積み重なった結果起こった出来事ですが、「もしも〇〇だったら?」という妄想が尽きないのもまた事実。本作ではそんなシビルウォーの「もしも」の世界が2つ描かれます。果たして「シビルウォ…

IRON MAN CIVIL WAR

超人登録法を巡る戦いに勝利し、SHIELDの長官となったトニー。時に手を汚してでも確実に勝利しようとする姿勢は、私達の思い浮かべるヒーロー像とは違うように見えた方もいるでしょう。しかしそもそも、何故トニーが超人登録法賛成派の筆頭に立ったのか、そ…

DEATH OF CAPTAIN AMERICA vol2 THE BURDEN OF DREAMS

キャプテン・アメリカの死。それは1つの時代が終わったことを告げる象徴であり、変わってしまった現代への皮肉とも言える出来事でした。しかしそれだけで終わらせてはいけません。時代が進めばキャプテン・アメリカは即不要なんて残酷な話はないでしょう。時…

FALLEN SON DEATH OF CAPTAIN AMERICA

キャプテン・アメリカの死は、本編では周囲の反応とその後に焦点を絞られて描かれました。しかしキャップを尊敬し敬愛しているのはそれだけではありません。本作はキャップの死を、「死の受容プロセス」になぞらえて多くのヒーローが受け入れる姿を描いてい…