月間ベストアメコミ-2023年
2023年も終わり、多くの方が1年を振り返る時期かと思われます。私もそんな波に乗り、2023年に読んだコミックを振り返っていきたいと思います。昨年読んだコミックの中で最も面白いと感じたものを主観で挙げていく、題してマイズナー賞2023。ささやかな毎年の…
DOCTOR APHRA誌がスタートし、更なる展開を見せるスターウォーズコミック。今作はそんなDOCTOR APHRA誌とSTAR WARS誌が早くもクロスオーバーした作品です。VADER DOWNのような派手な展開は少ないものの、代わりにルークの成長やアフラとの関わりにぐっと迫っ…
アルティメイタム以来徐々に復興しつつあるアルティメットユニバース。アベンジャーズの結成など再び立ち上がる兆しは見えていましたが、遂に栄光のアルティメッツが復活します。新たなアルティメッツを迎える本作は、予想を裏切る展開とキャラクターの奥底…
21世紀初頭は、今なお続くIT革命の源流となった時期でした。インターネットの普及が進み、携帯電話を当たり前のように持ち始め、身の回りの生活がそれまでと大きく変わったという方は多いのではないでしょうか? 100年先を行くと呼ばれたトニーも、自身を一…
スターウォーズという物語は、「スカイウォーカー」だけが主人公ではありません。広大な銀河を巡るシスとジェダイの戦いは、反乱軍と帝国軍だけでなく、図式や構図を変えて無限に近い年月に渡り続けられています。映画本編はそんな長い長い歴史の数ページに…
MARVELヒーローと言えば? この問いは映画の成功もあり、X-Men、アイアンマンなど数多くのヒーローの名前が挙がることでしょう。しかしスパイダーマンだけは外せないはず。今作はそんなスパイダーマンの未来を描いた平行世界のストーリーです。非常に陰鬱と…
アルティメットユニバースを代表する作品群の1つに、ULTIMATUMが挙げられるでしょう。今作はそれまでの物語の区切りとなっており、今作以前と以降で分類がわけられるほど大きなターニングポイントとなりました。そのためアルティメットユニバース全体へ与え…
ギャラクタス3部作も今作でいよいよ最終章となりました。具体的な姿が見えぬまま宇宙に恐怖をばら撒く存在として語られ続けたガー・ラク・タス。これまで何度も人類の敗北は必至であることが伝えられてきました。しかしアルティメットユニバースには、人をの…
誰でもアーマーを着用できても、アイアンマンになれるのはトニー・スタークだけ、という話は当ブログでも何度も取り上げさせていただきました。ではトニー本人はアイアンマンをどのように捉えているのでしょうか? 本作は新世紀に入りアイアンマンの新たな方…
EP7〜EP9、いわゆる続三部作(シークエル)を代表するキャラの1人に、カイロ・レンが挙げられるでしょう。賛否両論ある三部作ではありますが、「自分が何者かは自分が決める」というテーマを象徴するキャラクターです。銀河内戦の英雄が両親で祖父はダース・ベ…
大富豪にして発明家のトニー。地雷で負傷し、アイアンマンとなって以来の物語は既に多くが語られており、以降も紡がれ続けるでしょう。しかしそれ以前のトニーが描かれることは決して多くありません。今作はそんな若き日のトニーの幼なじみが登場。トニーの…
MCUでもメインヴィランとして登場し、今や多くの人々が知ることになったウルトロン。永久の平和を願いプログラムされた人工知能が、人類こそ地球の平穏を乱す存在と判断し反旗を翻す……誕生から長い年月を経たためか、陳腐化してしまった目的を持つヴィランで…
連戦に次ぐ連戦で、どうにかマンダリンに辛勝したアイアンマン。カート・ビュシーク氏の筆致もあり迫力溢れるシリーズとなりました。一方その時に負った怪我はトニー自身が想像する以上に深刻なものとなってしまいます。同氏が描くアベンジャーズシリーズで…