アメコミを読みたいらいとか

MARVELやSTAR WARSなどのアメコミを、ネタバレ有りで感想を書くブログです。更新頻度は気分次第。他にも読みたいものを気まぐれに

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アメコミ-アイアンマン

IRON MAN HAUNTED

SHIELD長官として、世界の平和を背負うこととなったトニー。前回はその覚悟が問われることとなりました。今作ではそんなトニーが文字通り世界のために動き出します。 Iron Man, Haunted Amazon Iron Man: Director Of S.H.I.E.L.D. - The Complete Collectio…

TALES OF SUSPENSE #43

アイアンマンの初期シリーズは、時に奇想天外な物語で私達を楽しませてくれます。今作もそんな名作の1つ。予想を裏切る展開の連続ですが、その中で王道をなぞるストーリーが綴られます。流石に古臭さは否めないものの、色褪せない部分もあるためファン必見の…

IRON MAN WORLD WAR HULK

World war hulk本編では無惨にも敗れてしまったトニー。タイインである本作は、その決意が語られていました。ハルクの怒りに敗れたアイアンマンですが、相応の覚悟を持って挑んでいたのです。 Iron Man: Director of S.H.I.E.L.D. #19 (English Edition) ア…

IRON MAN ARMOR WARS Ⅱ後編(#263〜#266)

リビングレーザーとの戦いから始まったArmor wars Ⅱは、何者かにトニーが操られていることが発覚する不穏な展開が繰り広げられました。一方でその中にはトニーの成長が垣間見える場面も。しかしだからこそより高い壁が待ち受けているのです。名作Armor wars …

IRON MAN ARMOR WARS Ⅱ前編(#258〜#262)

様々な試練を乗り越え、なおもアイアンマンとして立ち続けるトニー。アーマーウォーズや半身不随をも打ち破ってみせますが、立ちはだかる試練は枚挙にいとまがありません。第2次アーマーウォーズと銘打たれた本作は、大胆なアートで展開され今なお名作として…

IRON MAN DIRECTOR OF SHIELD

ヒーロー同士の内戦を経て勝者となったトニーは、SHIELDの長官という地位を得ました。今作はそんなSHIELD長官として活躍するトニーを描いたシリーズの第1作目です。強大な権力を手に入れたからこそ見えてくるトニー・スタークという人物像と、その覚悟があり…

WHAT IF? CIVIL WAR

戦争という悲劇を選んでしまったシビルウォー。様々な要素が複雑に積み重なった結果起こった出来事ですが、「もしも〇〇だったら?」という妄想が尽きないのもまた事実。本作ではそんなシビルウォーの「もしも」の世界が2つ描かれます。果たして「シビルウォ…

IRON MAN CIVIL WAR

超人登録法を巡る戦いに勝利し、SHIELDの長官となったトニー。時に手を汚してでも確実に勝利しようとする姿勢は、私達の思い浮かべるヒーロー像とは違うように見えた方もいるでしょう。しかしそもそも、何故トニーが超人登録法賛成派の筆頭に立ったのか、そ…

DEATH OF CAPTAIN AMERICA vol2 THE BURDEN OF DREAMS

キャプテン・アメリカの死。それは1つの時代が終わったことを告げる象徴であり、変わってしまった現代への皮肉とも言える出来事でした。しかしそれだけで終わらせてはいけません。時代が進めばキャプテン・アメリカは即不要なんて残酷な話はないでしょう。時…

FALLEN SON DEATH OF CAPTAIN AMERICA

キャプテン・アメリカの死は、本編では周囲の反応とその後に焦点を絞られて描かれました。しかしキャップを尊敬し敬愛しているのはそれだけではありません。本作はキャップの死を、「死の受容プロセス」になぞらえて多くのヒーローが受け入れる姿を描いてい…

DEATH OF CAPTAIN AMERICA vol1 THE DEATH OF THE DREAM

ヒーロー同士の争いを描いたシビルウォー。衝撃的なストーリーはキャップの降伏と逮捕をもって閉幕となりましたが、後年にシビルウォーを語るにおいて欠かせないのが、終戦直後に起こった悲劇、キャプテン・アメリカの死です。古き良きアメリカの象徴でもあ…

CIVIL WAR

超人はその身元を政府に登録し、適切な訓練を受けなければ、如何なる場合でもヒーロー活動を認めない。超人登録法を一言で表すならこのような形になるでしょうか。今作はそんな超人登録法の賛否を巡りヒーロー社会が分裂、やがて対立を始める「内戦」を描い…

ROAD TO CIVIL WAR

ヒーロー社会を二分し、私たちの住む世界でも大きな議論を呼び起こしたCivil war。MCU版だけでなく、邦訳されているコミック版を読んだことがある方も多いのでは無いでしょうか? しかし議論の中心となった超人登録法が一朝一夕で出来たものでないというのは…

IRON MAN #245〜#248

元パートナーの凶弾に倒れ、車椅子生活を余儀なくされた前回。1度はアイアンマンの引退さえ考えましたが、勇気と覚悟を振り絞って何度でも再起する姿が描かれました。そして今回は、再び歩き出すために因縁と決着をつけます。何度でも立ち上がることがアイア…

IRON MAN INVINCIBLE ORIGINS【2024年1月私的ベストアメコミ】

時代に合わせ何度でもリメイクされるアイアンマンのオリジン。全て同じストーリーを骨組みに、様々なエッセンスを加え独自の解釈を盛り込んできました。今作もそんな数あるアイアンマンのオリジンを描いた1作です。今作が加えたエッセンスは、当然それまでに…

IRON MAN EXECUTE PROGRAM【2023年10月私的ベストアメコミ】

21世紀初頭は、今なお続くIT革命の源流となった時期でした。インターネットの普及が進み、携帯電話を当たり前のように持ち始め、身の回りの生活がそれまでと大きく変わったという方は多いのではないでしょうか? 100年先を行くと呼ばれたトニーも、自身を一…

TALES OF SUSPENSE #42

最初期のアイアンマンといえば、どちらかというと「反共の戦士」という側面もあったように思います。冷戦下当時の空気を醸し出すようですが、正義vs悪という構図になりやすいヒーローものではこういった政治的側面を切り離すことは難しいのでしょう。ベトナ…

FANTASTIC FOUR/IRON MAN BIG IN JAPAN

MARVELのようなアメリカンヒーローコミックは、当然アメリカを舞台にした物語がほとんどを占めています。それでも馴染みある日本の登場を期待してしまうのが日本読者の心情というものでしょう。今作は日本から物語がスタートする少々珍しい物語です。作中で…

TALES OF SUSPENSE #41

ヒーローものの醍醐味と言えば? ヒーローは本来人助けをする存在ですが、その過程で強敵と戦うことも少なくありません。アイアンマン第3話となる今作は、そんな強敵との戦闘を描いた物語です。アイアンマンの「弱点」を狙う強敵に勝つための一手とは? 未だ…

NO END IN SIGHT

クロスオーバー作品の醍醐味の1つと言えば、やはりヒーロー同士の絡みでしょう。普段から親交のあるキャラ同士の意外な一面が見える時や、そもそも普段あまり交流のないキャラ同士の会わなど楽しむポイントは多種多様です。さて、今作はX-Menとアイアンマン…

IRON MAN HOUSE OF M

みんなの理想の世界を描いたハウスオブM。ユートピアであるはずの世界がディストピアとして表現される物語は多くの人々が惹き込まれたことでしょう。さて、本作はそんなクロスオーバー作品ハウスオブMのタイイン(サイドストーリー)です。本編では端役だった…

IRON MAN #243〜#244

元パートナーの凶弾に倒れるという衝撃的な終わりを迎えた前回。アイアンマンとしてマンダリンに勝利しながら、ピンチを迎えたのはトニー・スタークという皮肉にも思えるような内容でした。元パートナーに撃たれるというショッキングな出来事からトニーはど…

IRON MAN #239〜#242

アーマーウォーズを終え、困難から立ち直ったトニー。しかし人気が続く限り物語が終わらないのがアメリカンヒーローコミックスというもの。一難去ってもまた一難が降りかかるのが常なのです。今作は、そんなトニーが人生で最大の危機を迎えました。第2次アル…

IRON MAN #233〜#234

アーマーウォーズも集結し、平和な日常を取り戻したトニー。しかしその瞬間を付け狙うヴィランもまだまだ大勢いるのが現実です。今作はいわゆる閑話休題的な作品なのですが、スパイダーマンとのチームアップ回でもあります。精神がようやく落ち着いたトニー…

IRON MAN EXTREMIS

アイアンマンを代表する作品といえば? Demon in a bottleやArmor wars同様に必ずと言っていいほど名前が挙がる作品があります。EXTREMISです。映画アイアンマン3の原案にもなった作品で、アディ・グラノフ氏のアートも相まって後続のシリーズへ大きな影響を…

IRON MAN ARMOR WARS⑤(#229〜#232)

長きに渡る戦い、アーマーウォーズもいよいよ今回で決着です。根幹であるアイアンマンとしての技術も、ヒーローとしての名誉も失われた今。トニー・スタークがそれでもアイアンマンであり続ける意味とは? 名作と名高いアーマーウォーズの果ては見逃せません…

IRON MAN THE INEVITABLE【2023年5月私的ベストアメコミ】

誰でもアーマーを着用できても、アイアンマンになれるのはトニー・スタークだけ、という話は当ブログでも何度も取り上げさせていただきました。ではトニー本人はアイアンマンをどのように捉えているのでしょうか? 本作は新世紀に入りアイアンマンの新たな方…

IRON MAN ARMOR WARS④(#228)

プロローグから始まったアーマーウォーズも、いよいよ佳境に突入しました。これまで多くの苦難を乗り越えてきたトニーですが、今回も避けては通れない出来事が起こります。キャップとの対面です。demon in a bottle編や第二次アルコール中毒期など、節目節目…

IRON MAN ARMOR WARS③(#223〜#227)

トニーとアーマーを巡る戦いも、今作でいよいよ本格化します。ゴーストとの戦いで大きく精神を削られたトニー。瓶の中の悪魔に打ち勝ってなお、不安定な面が多く残っていることは否めません。そんな不安定な状態で、トニーはアイアンマンとなって以来最も恐…

IRON MAN REMOTE CONTROL【2023年3月の私的ベストアメコミ】

大富豪にして発明家のトニー。地雷で負傷し、アイアンマンとなって以来の物語は既に多くが語られており、以降も紡がれ続けるでしょう。しかしそれ以前のトニーが描かれることは決して多くありません。今作はそんな若き日のトニーの幼なじみが登場。トニーの…